コールフォース株式会社星野純一社長が語る10の経営ポリシー

 

こんにちは。コールフォース株式会社の遠藤です。

今回のブログでは、我が社のトップ星野純一社長に経営に対する本心を伺ってみました!

 

  • 会社の経営理念
  • 会社を運営していく上で気を付けていること
  • 会社の社風をどのように目指しているか
  • 楽しく仕事をするための考え方
  • コールフォース株式会社に入社した人の変化
  • これからの目標

 

上記の内容を詳しくお聞きしましたので、

  • コールフォース株式会社ってどんな会社?どんな雰囲気?
  • コールフォースの社長の星野さんってどんな人?

と、気になっている方に当記事がお役に立てれば嬉しいです。

 

代表の星野は考え方が面白くて、誠実で、社員から愛されている人間です。

対談を読んでいただき、人柄が伝わるといいなと思います。

それでは、以下より対談ですので、どうぞ読み進めていって頂ければと思います。

 


遠藤

こんにちは。いつもお世話になっております。遠藤です。本日はインタビュー宜しくお願い致します。

星野社長

宜しくお願い致します。

 

 

コールフォース株式会社の経営理念について

コールフォースという会社を経営していく上で大切にしていることは?

 

遠藤

まず、コールフォース株式会社の経営理念についてお聞きしていきたいと思います。

コールフォース株式会社を経営していく上で星野社長が大切にしていることとは何でしょうか?

 

星野社長

コールフォースは経営理念として、コーポレートミッションマネージメントポリシーというものがあり、それを大切にしています。

 

まず、コーポレートポリシーは『唯一無二への挑戦』

難しい、無理だと言われることを成し遂げていきたいという気持ちが凄く強いので、他社や他人ができない分野をしっかりと開拓して、競争力のある経営をしていきたい。

これを大事なミッションとして持っています。

 

その中でのマネージメントポリシーという10か条があります。以下の10か条をコールフォースの考え方の基本軸にしています。

  1. 唯一無二への拘り
  2. 一定の合理性
  3. 現実主義
  4. 自分株式会社思考
  5. イノベーション思考
  6. 変化を恐れない
  7. 独創性の追求
  8. 常にベンチャー体質
  9. 四方良し
  10. 仕事観の統一と価値観の多様性

上記10か条ですね。

 

遠藤

コールフォースの考え方に『変化を恐れない』、『独創性の追求』、『常にベンチャー体質』というものがありますが、本当にコールフォースはコールセンター営業だったり、マネジメント指導、インドアビューの作成など多角的に取り組んでいますよね。

この多角的な取り組みは凄いなと思っています。

 

星野社長

そうですね、また、作るという考えがとても強い会社なので、『ないものを作る』ということを大切にしています。

世の中にないものとか、今までになかったものなどですね。

そういうポリシーが強いです。このような経営理念を大切にしていますね。

 

遠藤

そうですね、これからは唯一無二のものでないと生き残っていけないと私も思います。

星野社長
そこを目指して皆やっていますね。

 

 

コールフォース株式会社の行っている仕事で、お客様に何を届けたいか?何を感じてもらいたいか?

 

遠藤
次に、コールフォース株式会社の行っている仕事で、お客様に何を届けたいか?感じてもらいたいか?ということについてお聞きしてもよろしいですか?

 

星野社長

そうですね、これは商品によっても変わってくるのですが、法人企業をクライアントにする部署に対しては『成長』というものをソリューションとして考えています。

 

社内でシステム開発を行っているのですが、システム開発したものをクライアントさんに納品して導入していくわけなんですが、その先に結局何をしたいかというと『その会社の売り上げを上げてコストを下げる』

そういうところを我々はビジネスにしていっていると考えています。

 

その会社が成長できるものであれば、ソフトウェアでも人材派遣でも特にこだわりはないです。

その会社の成長になることをご提供しているという認識がありますね。

 

遠藤
そうなんですね。
星野社長
こういう会社が必要だよねって思ってもらいたいっていうのが一番大きいですね。必要性の高い会社作りというのを考えています。
遠藤
有難うございます。

 

 

コールフォースという会社(集団)を作り上げていく中で常に意識していることは?

 

遠藤

さて、それでは次の質問に移らせて頂きます。コールフォースという会社(集団)を作り上げていく中で常に意識していることってありますか?

 

星野社長

沢山ありますが…そうですね、私はそれぞれの役割の認識というのはかなり心がけていて、置かれている立場等の認識が凄く大切だと考えています。

 

社長・専務・常務・部長など、色々あると思うのですが、本当にこれは肩書きでしかなくて会社の外に出ればただの一般人に変わりはないじゃないですか。

 

ただ、何が違うかというと役割が違うと考えています。

その役割というものを1人1人が縦続し続けるというということが大切なことだと考えているんですね。

 

社長というのも単なる肩書きなんですが、役割はあって、一般の社員や部長・社長でも役割が違うのでその役割を意識して常に意識してやっていますね。

 

遠藤
それぞれの役割を意識して仕事をすることが大切なんですね。
星野社長
そうですね。あとは社員からの見られ方ですね。
遠藤
見られ方ですか。ちなみにどのように見られるようにしているのですか?
星野社長
そうですね、自分が思っている以上に周りは見ていると考えることを大切にしています。あまり見られていないと思っても、結構見てるじゃないですか。

 

遠藤

そうですね、社長という立場の人がいたら、一番気にして見るかもしれないですね(笑)

 

星野社長

はい。それでですね、

例えばどんな服を着ているかとか、どんな働き方をしているのかとか、どんな家に住んでいるとか、どんな休日を過ごしているなど。

あまり気になっていないと個人的には思っていても、結構みんな気になっているものだと思っていて、そういうことには気を配っていますね。

 

遠藤

なるほど、確かにこの人についていきたいとか、そう見られることって大事ですよね。

 

星野社長

すごく大事だと思いますね。

遠藤
社員としての気持ちとしても、やっぱり上の人が憧れの存在だったら、仕事も頑張りたいってそう思いますね。

 

星野社長

そうですよね。そう思うことが多いと思います。すごく大切なことですよね。

遠藤
社長がそう意識しているというのは、私としては新たな発見というか、考え方として非常に勉強になりますね。
星野社長
有難うございます。

 

遠藤

ちなみに先ほど役割を意識して仕事をしているという話がありましたが、星野社長にとっての社長という役割とはどんなものだと考えていますか?

 

星野社長

大きく分けると3つあって、1つは人望が凄く重要だと考えています。

遠藤
人望ですか。確かに大切ですよね。

 

星野社長

人望からさっき言ったどう見られているか意識するにも派生していて、この人望が社長をしていく上で本当に大切だと考えています。

あと、2つ目はですね、『お金を作っていく』ということですね。

 

遠藤
『お金を作る』ですか。

 

星野社長

はい。この『作る』っていう力が社長には必要だと考えていて、これができないと会社は大きくならないと思うんですね。

継続はできると思うんですけど、大きくはならないと思いますね。

 

遠藤
なるほど、何のサービスでお金を生み出すか?ということですね。
星野社長
そうですね、それが『お金を作っていく力』ということですね。新規事業など、収益を生んでいく力は絶対に必要だと思います。
遠藤
はい。
星野社長
あともう1つが交渉力ですね。交渉力は凄い大切ですね。
遠藤
お客さんへのですか?
星野社長
そうですね、クライアントさんともそうですし、色々な部分でもですね(笑)
遠藤
そうですよね(笑)なるほど。ここで深堀なんですが、例えば交渉力を高める為にしていることとかってありますか?

 

星野社長

私が考える交渉力というのは、取引先の玄関をたたくとか、安く仕入れて高く売るとかそういう意味ではなくてですね、まあそういうのも大事なんですけど。

 

それ以上にここの会社とお仕事がしたいとどう思われるかというのが大事だと考えていて、交渉力というのは人間関係を良好にしていくっていう意味もあって

どちらかというと、自分がどういう人間であるかっていうのを常に考えるということを大切にしているんですね。

 

遠藤
人としての『在り方』ってことですね。

 

星野社長

はい。これが欠落すると、やはり社長は企業の顔ですので、

極論ですけど、誰と取引したいかといったら『社長はどんな人なの?』というところがすごく重要だと考えていてます。

 

遠藤
そうですよね。
星野社長
なので人間的に自分の在り方を考えるっていうことが交渉力に最終的につながると考えています。
遠藤
有難うございます。とても勉強になります。

 

 

働くことの価値観を社員にどのように伝えていますか?

 

遠藤

星野社長は働くことの価値観を社員にどのように伝えていますか?

 

星野社長

マネージメントポリシーの中の10条に仕事観の統一と価値観の多様性っていうのがあるのですけれども、これはどういうことかというと、

私は仕事における価値観というのを『仕事観』と呼んでいて、生活をしていく上での考え方というのを『価値観』と定義しているんですが、

この仕事観というのは統一させるべきだと考えています。ただ、価値観というのを統一するべきではないと考えているんですね。

 

遠藤
はい。

 

星野社長

価値観というのは例えばうちの会社で言うと、

自動販売機で120円で水を買う人もいれば、家から水を凍らせて持ってくる人もいるんですが、この辺は本人の価値観だと思っていて。これに対して本人がどう思うかっていうのは本人の自由だと思っています。

それを高いと思うか安いと思うか、もったいないと思うかそう思わないかというのも本人の自由だと思っているんです。

 

一方で、沢山お金を稼いで沢山お金を使うという人もいてもいいと思うし、あまり稼げない中で節約していくっていう人がいてもいいと思うのですね。

遠藤
そうですね。

 

星野社長

このあたりのライフスタイルっていうのは本当に多様性をもっていかないとすごく偏った組織になると思うし、面白い会社になっていかないと思うんですよね。

なので、作りたい会社として考えると、本当に価値観の多様性を大切にしていきたいので、1人1人個性があっていいと思うんですが

ただ、その「仕事観」っていうものに関してはそれでは良くなくて、会社にはこだわりがあって理念があって方針があるじゃないですか。

 

遠藤
そうですね。

 

星野社長

ここに共感してくれるメンバーが揃っていかないと、組織として運用しきることができないので仕事観の統一をはかるっていうことはやっています。

 

これは何かというと、声に出してなにか定常したりとか、何か読み合わせをしたりというやり方は私は好きじゃなくて、これも常に『自分がどういう人間なのか』というのが一番大切だと考えています。

まず相手に求めるんであれば自分がまずはそういう風に意識をすること、それで伝わっていくと考えています。

 

 

遠藤

なるほど。社長から仕事の姿勢とか、向き合い方というのを「言う」のではなくて「見せる」

それで部下の方に真似してもらうというか、感じてもらって、それで仕事観を身に着けてもらう・同じ仕事観になるようにしているということですね。

星野社長
その通りですね。そのようにしていますね。

 

遠藤

言われて学ぶのではなく、上の人の姿勢を見て学ぶというのは、確かに1番自主的に動くようになる方法かもしれませんね。有難うございます。

 

 

コールフォース株式会社ではどんな社風を目指しているか?

 

遠藤
同じような質問になってしまうかもしれませんが、コールフォース株式会社ではどのような社風を目指していますか?
星野社長
社風ですか。まず、1人1人が裁量がある会社を目指していますね。
遠藤
裁量といいますと?

 

星野社長

意思決定権の裁量が1人1人にある会社ですね。

いわゆる、トップ層だけが物事を決めていてそれに従って動いている人がいるっていう二極化ではなくてですね、

1人1人がこれをどうするのか、ああするのかっていう意思決定権があって、自分たちで決定したものが会社で実行できるっていう会社のほうが、私は楽しいと思いますし、成長すると思うんですね。

 

遠藤
あ~そうですね!そっちのほうが楽しいですね。

 

星野社長

そう思うんですよ。上の顔色をうかがうことなく1人1人が自分が決めていくんだという当事者意識があれば、組織としては強いなっていうのが1つの社風ですね。

あとは平均給与が高い会社っていうのも社風といえるかもしれないですね。

 

遠藤
確かに一般的なほかの企業よりも高いと思います。

 

星野社長

そうですよね、でもまだまだ高くしたくて。1千万くらいにしたいんですよ。平均給与をですね。

遠藤
すごいですね(笑)

 

星野社長

これも1つの唯一無二への挑戦というところにリンクするんですけれど。

なかなか、大手の別の会社さんへ行っても平均給与が1千万円行かない中で、コールフォースっていう未上場の会社が平均給与が年収が1千万っていう所に挑戦していくっていうのは非常に面白いなと思っています。

 

遠藤
本当ですね。
星野社長
だからこういう面白いことをやっていきたいと思いますね。

 

遠藤

面白いです(笑)

あと、先ほど裁量とおっしゃておいででしたが、価格の裁量だったりとかは上の人に相談して決めるという形が一般的ですよね?

 

星野社長

そうですね、ただ、コールフォースではそこにルールっていうルールは存在していなくて、

上の人間に報告するとか連絡するというのは当然大事なことなんですけれども、1番は相談することと、上の人間を使うということが非常に大切だと考えています。

遠藤
『使う』ですか?

 

星野社長

はい。たとえば自分が『こんなことをやりたい』と考えていた時に、やっぱり役職者じゃないと取引先の偉い方に会えないとかその意思決定権を持っている人間と接点がないとか、

その時に、自分だけの力じゃどうしようもないというときに『上の人間を使う』ものだと考えています。

 

遠藤
あ~、そういうことですね。

 

星野社長

そう。上の人間をうまく活用して、会うという。上司というのはそういう風にしていくものだと私は思っているのです。

だから、私の考えでは上の人間に必ず了承をもらわないとだめだっていう考えは全くなくて、

相談はするべきだと思いますし、『このようにしようと思うんだけどどう思う?』っていう話はするべきだと思うんですけれども、ただ、上が絶対に決めなくてはいけないという考えは全くないですね。

 

遠藤
自分で考えてどうするか決めて、時には相談して、上司の力が必要であれば、上司に協力してもらうということですね。
星野社長
はい。現場のほうが詳しいと思いますしね。

 

遠藤

なるほど、そういう話を聞くとやっぱり楽しいですよね。自分で決めていけるというのは凄いやりがいがあると思います。

他に社風として目指しているものはありますか?

 

 

星野社長

そうですね、他には競争協力主義っていうのもこの中に入れているのですけれども、

協力っていうのはよく謳うかもしれないですけれども、競争っていう観点っていのも五分五分で忘れてはいけない文化だと私は考えているんです。

 

遠藤
競争というのは社外だけでなく社内でもですか?

 

星野社長

そうですね、社内ですね。

競争していかないと人は成長していかないし、同じ会社で同じミッションをもって同じ方向性で働く上では協力すべきですし。

だから、協力もするし競争もしようよっていうのが1つの社風かもしれないですね。

 

 

遠藤

社風ですね。競争協力主義っていうのは社外に対してもですか?

 

星野社長

社外に対しても…そうですね、ただ、社外に対しては競争という考えはあまりないですね。

どこかの会社をベンチマークしたりだとか、どこかの会社以上になるとか、どこの会社がどうだとかそういった意識は特になくてですね。

 

会社っていうのは唯一無二への挑戦っていうのがあるように何らかのミッションがあってそれを成し遂げていくっていうのが一番重要だと考えているので

売り上げがどうとか、利益がどうとか、すごく大切ではあるんですけれどもただそこは特に競争するべきではないと考えているんですね。

 

 

遠藤

そうなんですね。

 

星野社長

はい。会社単位で考えるとですね。ただ、人と人とは競争したほうがいいと思います。

遠藤
なるほど。有難うございます。他にも社風っていうのはありますか?なかったら大丈夫ですが…
星野社長
ありますね、『背伸びをさせる』っていうのも1つの社風だと考えています。

 

遠藤

どんどん出てきますね(笑)『背伸びをさせる』というのは?

 

星野社長

多分無限に出てきますね(笑)

『背伸びさせる』というのは少し本人にとっては難しいということをやっていってもらうこと、ですね。それがとても重要なことだと考えています。

違和感を感じない程度の仕事をしているときって、全くもって成長している瞬間じゃないと思うんですよ。

 

 

遠藤

そうですね。

 

星野社長

やっぱり仕事に追われたりとか、これどうやったらできるかな?とか悩んでいるときとかが成長する時だと考えていますので、本人の能力以上のことを任せていくほうがいいと思っています。

社風としては早くに仕事を任せてもらえるという点がいい点と言えますね。

逆に言えば次々仕事が出てくるので、当然ながらハードワークであるともいえるかもしれませんね。

 

 

遠藤

有難うございます。まだまだ、社風については沢山出てきそうですが、今回はこれで社風については締めさせて頂きます。(笑)

 

 

社員同士が仲良く、良い仕事をしていく上で、星野社長が大事にしていること

 

遠藤

コールフォースは他の会社に比べるととても雰囲気がいい会社のように私は感じるのですが、社員同士が仲良く、それでいて良い仕事をしていく上で、星野社長が大事にしていることはありますか?

 

星野社長

そうですね。気を付けていることでいったら、会社が大きくなるとやっぱり色々な仕事観を持たれた方がいらっしゃるんですが、その色々な仕事観は入れないようにしているかもしれないですね。

遠藤
そうなんですか?
星野社長
そうですね、仕事観は統一するべきだと考えていますので。違う仕事観の人は面接の段階で、申し訳ないですがお断りしていますね。

 

遠藤

そうしたら逆にどのような方を採用するようにしているんですか?

 

星野社長

コールフォースの考え方に共感してくれる人をやっぱり入れるようにしていますね。

仕事を通して色々なことにチャレンジしてくれる方や、意欲をもって仕事に取り組んでくれる方、仕事をする時間はプライベートの時間より長いものなので、ここ(仕事)に面白みをもとめる人と働きたいですね。

そこがつまらないとおそらく人生の8割がつまらないと思うのですよね。

 

ただ、ここに面白みを見出そうとしない人も多いと思っていて、そういう方がいると一体感が出なくなってきてしまうので、一体感を出すには、仕事観が同じ人を入れるようにしていますね。

コールフォースの仕事観に共感する方、ですね。

 

遠藤
なるほど。入る段階で仕事に面白みを感じたい、意欲的に仕事をしたい人を入れるからこそ、雰囲気がいいんでしょうね。
星野社長
有難うございます。
遠藤
あとはイベントが沢山あるのもコールフォースの雰囲気がいい点だと思うのですが、どんなイベントがあるのでしょうか?
星野社長
そうですね、バーベキューとかスノーボード合宿とか、花見とか誕生日会とか。
遠藤
イベント沢山ですね。(笑)

 

星野社長

皆若いのでそういうイベントは大好きですね。

社員旅行も年に1回、幹部旅行も年に1回、幹部旅行は海外とか、社員旅行は島に行ったりとか、前半後半組に分けて、全員で行ってますね。かなりイベントは多いですね。

 

 

 

仕事を楽しくする考え方とは

 

遠藤
仕事を『楽しい』とおっしゃる星野社長ですが、仕事を『楽しいものにする』上で大切なことは何だと考えていますか?
星野社長
本音で言うと仕事の報酬は仕事だと考えていますね。

 

遠藤

仕事ですか?

 

星野社長

1つの仕事をしっかり取り組ませていただいた後に、次の大きな仕事を頂いたときにすごい嬉しいとか楽しいと感じるんですね。

同じように高いレベルの仕事をするのが楽しいと思える人と仕事をするのも楽しいですね。

 

仕事を楽しむっていうのは、仕事をする上での対価を何と考えるかだと考えていて、対価をお金だとか、生活に置くのではなく(もちろんとても大切なのですが)、

仕事の対価というのは次のさらなる仕事なんじゃないかと考えている人とではモチベーションが全く違うので、対価を何としているかというのが凄く大事なところだと思います。

遠藤
ではいい仕事をしっかりこなして次の新しい大きな仕事が来るのが、星野社長にとっては凄い楽しいことなんですね。

 

星野社長

そうですね。

会社自体が凄い良い仕事をすれば、良い仕事が会社に舞い込んできますし、これは個人個人もそうだと思っていて、個人も良い仕事をすればいい仕事が舞い込んでくるものだと思います。

それがやっぱり経験にもなれば、人脈開拓にもなれば、自身の知識にもなれば、自身のスキルにもなりますし。

 

遠藤
あ~、確かにそうですね。

 

星野社長

だから、仕事の報酬は仕事と考えることが大切なんじゃないかと思うのですよね。

遠藤
そうなんですね。その考え方はとても面白いですね。

 

星野社長

有難うございます。

あと、退職理由の8割は半径2メートル以内にあるとよく言われると思うんですけれども、私もそれは思っています。

やっぱりこう離職してしまう人の理由っていうのは半径2メートル以内にある、つまり横との人間関係にあると考えていて、これが8割を占めていると。

 

それで、コールフォースの場合って、もちろん退職されてしまう方も中にはいらっしゃるんですけれども、ただ、会社の考え方とか会社の仕事観とちょっと違うという方が辞めていくんですね。

遠藤
そうなんですね。
星野社長
だからその、半径2メートル以内の原因で辞めていく人はいないんですよね。
遠藤
なるほど、仕事観が違うから辞めていくのであって、人間関係が嫌で辞めるということではないということですね。

 

星野社長

そうですね。

ただ、仕事観が違うから辞めるっていうのは両方にとって正解だと私は考えていて、仕事観が違うのに無理やり一緒にいる必要はないし、お互いストレスになるだけだと思うのですね。

仕事観が合うのに、隣にいる人とのウマが合わなくて耐えられなくて辞めていくっていう会社には私はしたくはないので

 

やっぱりこう人間関係っていう面においては、周りの会社に比べると、凄く仲いいっていうわけじゃないかもしれないですけれども、仲が悪い人がいないっていうのは事実ですね。

 

遠藤

人間関係で人が辞めていく会社が多い中で、私としては希少だし、良い会社だなと思います。

ちなみに、人間関係を悪くしないための何か工夫などはあるのですか?社長からの立場として。

 

星野社長
ありますね。

 

遠藤

おお、なんですか?

星野社長
まず採用なんですけど、やっぱり素直な人をとっていますね。
遠藤
『素直な人』ですか。
星野社長
すごい大事だと思いますね。
遠藤
会ってすぐに、面接で分かったりしますか?素直って。
星野社長
分かりますね。
遠藤
どんな風に分かるのですか?
星野社長
そうですね、まず、面接の段階で人の話を親身になって聞くか聞かないかという親切心みたいなところからなんですけれども、聞く人は聞きますし、聞こうとしない人は聞こうとしないですね。
遠藤
そうなんですね。

 

星野社長

そうですね。まぁ、私は今は面接のほうから少し離れてはいるんですが、その素直か素直じゃないかという点についてはかなり重要視して採用していますね。

やっぱり素直じゃないと伸びないですし。

 

遠藤
そうですよね。
星野社長
そうですね。
遠藤
他に何か工夫ってありますか?

 

星野社長

そうですね…。横の人間関係だけじゃなく、縦の人間関係でもウマが合わないというのもよく聞くことだと思うんですけれども、

うちもそういうものは多少はあるかもしれませんが、上の者が話を聞かないとか時間をとらないとか、耳を傾けないとか、そういった人を責任者にしないですね。

 

 

遠藤

なるほど。ちゃんと人の話を聞く人を上にするようにしていらっしゃるんですね。

 

星野社長

そうですね。聴講できる人というのですかね。しっかりその人の話を聞ける人。

そういった人でないと、その人間がトップに立っている組織はいい組織にはならないと思いますね。

遠藤
確かにそうですね。

 

星野社長

でもこれってその、他に株主がいるとそう言っていられないですよね。

数字が足らなかったら私もクビになるわけなので、当然ながらそんな基準の採用にこだわるのではなく、即戦力を入れて、わがままで、素直じゃない人でも即戦力になるから入れてっていう方向になってしまうと思います。

 

しかしながら、うちはそんな会社ではないので、もちろん成長は120%ずつ絶対にしていくと決めているのですけれども、

ただ、1番大事なのはやっぱりそういう横とか縦の関係がものすごく悪いっていうのは、やっぱりこれは良くないですよね。

 

 

遠藤

そうですね。仲がそこまで良くなくてもいいけれども、仲が悪くないというのはとても大事なことだと私も思います。

星野社長
そうですね、とても大事ですね。
遠藤
有難うございます。

 

 

コールフォース株式会社に入った方の成長例

 

遠藤
コールフォースは1人1人の成長を大事にしている会社だということ私は思っていますが、コールフォースに勤めた方はどのような成長を遂げているか?など、先輩方の例で少し話して頂けるとありがたいです。

 

星野社長

特徴的なのはコールフォースで責任者をやっている人間もそうなんですけれども、もともとすごく優秀であったかというと、実際そうではない人が多いですね。

もちろん私を含めてなんですけれども。

 

これって、優秀な大学を出ているとか、すごく優良な企業に入って転職でこちらに来ているとかそういう人ってほぼいなくて、今課長職をやっている人間もわりと24歳とか。

こないだまで大学生だったような人間もいるんですね。

 

ただ、そういった人たちも大学生のころからアルバイトなどで勤めていて、4~5年この会社にいるのですけれども、その課長職一人で、年間で言うと2億~3億くらい彼の1つの部署だけで作っていたりだとか、24歳でそういう人間もいるんですね。

実際部下も数十人いますし。

 

だから、よく比較されるのは、周りの社会人2年目の24歳と、うちの課長職の24歳と、まあ社会人2年目なんですけれども。

 

比較したときに、一方で部下などは1人もいない、一方でうちの24歳の人間なんかは部署も40人くらいいて、年商でいうと2~3億の売り上げの自分の部署で作っていて、年間で言うと7000万円~8000万円の利益も作っているというような人間が結構ゴロゴロいるんです。

 

遠藤
凄いですね(笑)

 

星野社長

そうなんですよ。ただ、スタートラインは全く一緒というか、むしろ劣ってるんじゃないかなというようなことが多いのですけれども、ただ、やっぱりこの会社で成長しています。

 

遠藤

素晴らしいですね。

今の話だと、売り上げを上げるという話でしたが、人間的にはどのように変わったかなども教えて頂きたいのですが、よろしいですか?

 

 

星野社長

そうですね、例えば、

自分はもしかしたらできないんじゃないかという風に自信がない状態で最初入ってくる人がうちは多くて、自信満々で入ってくる人は少ないんですよ。

どちらかというと成功体験がそんなにないというか、そういう人間が結構多いのですけれども、

 

コールフォースという会社の中で小さい成功体験というのを繰り返しさせるのでやっぱり1番は自信がつくというのが目に見えた人間性の成長なんじゃないかなと思っています。

 

やっぱり自信がつくと、チャレンジ精神も出てきますし、もっと大きいことをやりたいとか、もっとチャレンジしたいとか、そういうことを思うようになりますし、それがもっともっと成功していくと、最終的に感謝という心を持つようになると思うんですね。

 

遠藤
自信や感謝の心が持てるようになるのですね。

 

星野社長

そうですね。自分自身の力だけで出た結果じゃないとか。

周りがいて今の自分があるとか。自分一人の力じゃないことが分かってきて、やっぱりそういうところまで行っている人間は、

人間性的には自信がついて感謝の心も持てるっていうのは、なかなか24歳や25歳とかじゃ持てないものだと思うんですね。

遠藤
確かに、24歳くらいでそういう気持ちや経験が持てたら凄い早いですよね。

 

星野社長

早いと思いますね。そこが変化なんじゃないかなと思います。

結構すぐまかせていくという会社なので、どんどんどんどん任せていきますね。

それが1年目であろうと、高卒だろうと、18歳であろうと、22歳であろうと、任せていくっていう文化なんですね。

そうなるとやっぱり、他の2年間他の会社で勤めてきたといっても、成功体験の数が圧倒的に違うんですよ。

 

 

遠藤

仕事をどんどん任せていくから伸びるんですね。

 

星野社長

そうですね。事務員さんとかで言うと、全然バカにするつもりはないのですけれども、ずっと複合機でファックスのやり取りしていましたとか、ずっとコピー刷ってましたっていう2年間と、

 

うちで言うと事務職以外でもいろんなことをやるので、

突然宿題も渡されますし、色々なことを任せていくので、苦しいのですけれど、2年後になった時に成功体験の数が違ってくるので、やっぱりついている自身も全然違いますし、感謝の心も違いますね。

 

遠藤
そうなんですね。有難うございます。

 

 

これからの目標は?

 

遠藤

これからのコールフォース株式会社はどのような目標をお持ちですか?こうしていきたいという考えがありましたら教えてください。

 

星野社長

先ほども申し上げた通り、他の会社がやっていないことをやっていきたいですね。

1つはワークライフバランスですね。ここを強化していきたいと考えています。

遠藤
例えばどういったことでしょうか?
星野社長
例えば1か月休みとか(笑)
遠藤
いいですね(笑)

 

星野社長

はい(笑)結構突拍子もないと思うんですけれども。

やっぱり他と同じことをやっても全く一緒なので、そういう制度を設けたいですね。

 

遠藤
社長がそれを言ってくださると嬉しいですよね。

 

星野社長

現状としてやっぱりなかなか休めていない人とかもまだまだいる会社なのでだったらもう、どこかで1か月休むと。そういう制度を設けたいです。

でも、それでいいっていう人もいるんですよ。

休みは週1回でいいから年に1回海外旅行に行きたいという人もいると思うんですね。

それはそれでいいじゃんという考え方を持ちたいですね。

 

あとは、今も自宅で仕事をされている方も多くてですね。週2回とか出社しないスタッフもいたりするんですね。数は少ないのですが。

そういうスタッフもどんどん作っていけたらいいなと思っています。

 

遠藤
なるほど。
星野社長
いろいろな働き方ですね。
遠藤
これも多様性っていうところですよね。

 

星野社長

そうですね。ちょっと実家が遠くて、子供が生まれたりとかで、うちの採用の人間なんかも半年間福島で仕事していましたし、

それでも、会社に出社しなくてもいいというルールというかそういう制度があるので、そういうものをもっともっとやっていきたいと考えています。

 

あとはですね、新規事業とかでは今までになかったものを世の中に提供していくということをどんどんやっていきたいですね。

 

 

遠藤

私も社員として新しい仕事ができそうで楽しみですね。

これからも社会に価値を提供できる会社を目指して、社長として頑張っていってください。

 

星野社長、本日は長時間のインタビューに答えて下さり、どうも有難うございました。

 

星野社長
こちらこそ、有難うございました。

 


 

ーーーーー皆さんも長いインタビューを最後まで読んで下さり、どうも有難うございました。

 

コールフォース株式会社は唯一無二の価値を生み出す企業としてこれからも精進して参ります。

また、それぞれの価値観の多様性・仕事観の統一を大事にしながら社員一丸となって良い仕事を請け負っていきたいと考えております。

どうぞこれからも応援の程、宜しくお願い致します。

 

 

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